函館バス支部闘争支援特設ページ

 

 

統一指導委員会設置への経緯

 全国には様々な経営者や労働組合が存在しています。残念ながら、経営者のなかには労働組合を良く思わない経営者が一定数存在していることは事実です。

 しかし、今回の函館バス㈱のように、団体交渉拒否・不当解雇・不当配転・支配介入・そして中立義務違反に至るまで、ここまで正面から労働組合法を無視し、労働委員会の命令や司法判決が明確に出されても従わない経営者は、私鉄総連の長い歴史を振り返っても極めて稀有な存在です。

 私鉄総連にも多くの労使紛争の歴史はありますが、その多くは議論の結果、労使が折り合わず、その判断を労働委員会や司法に委ねたものです。しかし本件は議論を完全に否定し、人事権や懲戒権、支配介入により考えを押し通すやり方です。

 私鉄総連は、この事態を深刻に受け止め、2022年6月に16年ぶりに統一指導委員会を立ち上げ、組織をあげて函館バス事件に対応することとしました。

不当配転訴訟記者会見(2022年1月31日)

 

統一指導委員会NEWSのバックナンバーはこちら

■統一指導委員会NEWS_Vol.01

▼トピックス

 ・統一指導委員会はなぜ設置されたのか

 ・会社はコンプライアンスを徹底しなければならない

 ・労使の意見相違が問題ではない

 

■統一指導委員会NEWS_Vol.02

▼トピックス

 ・団体交渉を求める地位保全仮処分 高裁も会社側抗告内容を棄却(団体交渉拒否に正当な理由なし)

 ・黒瀧委員長継続雇用拒否事件 組合側の主張を全面的に認める、完全勝利判決が示される

 ・私鉄組合員のみ臨時給(ボーナス)支給されず

 ・全国の私鉄仲間からのカンパ届け、激励

 

■統一指導委員会NEWS_Vol.03

▼トピックス

 ・「私鉄組合員への臨時給不支給問題」函館バス支部へ1億9000万円の貸出金準備

 ・北海道労働員会 会社の支配介入認め「不当労働行為」と断定 会社側は中央労働委員会へ再審申立て

 ・私鉄函館バス支部統一指導委員会の1年

 

 

▼NHK函館 函館バス事件特集

■相次ぐ裁判、2つの労組、そして刑事告発 ~異例の労使紛争で揺れる函館バス~ | NHK北海道(2023年9月15日)

 

函館バス事件 直近のニュースなど

■バス会社と労組「異常な紛争状態」 札幌高裁も雇い止め「無効」認定|朝日新聞デジタル (2023年8月23日)

 

■函館バスの不当労働行為を認定 道労働委が組合側の訴え認める|NHK 北海道のニュース(2023年10月21日)

 

■函館バスに裁判所が強制執行|NHK 北海道のニュース(2023年10月10日)

 

■函館バス社長に賠償命令、解雇違法 函館地裁「悪意により監督怠る」|朝日新聞デジタル (2023年10月24日)

 

■函館バス 従業員としての地位認める判決確定 最高裁で|NHK 北海道のニュース (2024年1月12日)

 

■「函館バス」と社長らを”労基法違反”で書類送検…労働者8人に違法な時間外労働を行なわせた疑い|Yahoo!ニュース(北海道ニュースUHB)(2024年3月1日)【new】

 

■「36協定」結ばずに時間外労働でバス会社を書類送検|NHK 北海道のニュース (2024年3月1日)【new】

 

■令和4年(ヨ)第10号 団体交渉求める地位保全仮処分_地裁決定書

■令和4年(モ)第11号 団体交渉求める地位保全仮処分_高裁決定書

■函館地裁令和4年12月13日判決(令和3年(ワ)第87号事件)

■2023年10月23日北海道労働員会より「命令」 R3年道委不第4号(抜粋)

■2023年10月23日北海道労働員会より「命令」(概要版)R3年道委不第4号

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