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第89回定期大会

 私鉄総連は7月13日から2日間、長野県長野市で第89回定期大会を開き、2022年度運動方針など11議案を決定した。全体で756人が参加した。
 1日目午前、地元・石黒基仁中部地連委員長の司会で開会。議長は小石峯敏彦代議員(信南交通労組)、副議長には、川上誠代議員(下北交通労組)と田中健次代議員(近鉄労組)を選出。大会の成立宣言後、木村中央執行委員長があいさつを行った。その後、第一号議案「第八十九回定期大会の委任の取り扱い」について、拍手で決定した。
 午後に入り報告の前に、第五回中央委員会において、新たに私鉄総連に加盟した「関東地連・十王自動車労組」に対し、組合旗の贈呈を行った。報告は、①2021年度一般会務報告、②同一般会計決算報告および特別会計決算報告、③同会計監査報告を行い、一人の発言があった。議案は、②総連規約の改正について無記名投票で決定。③特別中央執行委員の定数、④2021年度一般会計剰余金の処分を拍手で承認した。⑤交通政策第7次中期方針、⑥2022年度運動方針、⑦2022年度予算の提案後、休会した。
 二日目は午前十時に再開。大会教宣展の表彰後、函館バスより、紛争の状況報告と統一指導委員会設置へのお礼の発言があった。議案では、交通政策第7次中期方針で2名、二〇二二年度運動方針・同予算では、三十一人の代議員・特別代議員が発言。本部答弁後、原案どおりで決めた。その後、⑧新中央委員の選出、⑨新役員の選出、⑩新役員選考委員の選出を拍手で承認。⑪大会宣言を採択した。
 地元への感謝決議を経て木村執行委員長発声による団結がんばろうで大会を締めくくった。