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第2回中央委員会(2022年度)

 私鉄総連は12月2日、東京都内で第2回中央委員会を開催し、中央労働協約の更新、23春闘職場討議案(案)など全3議案を、原案どおり満場一致で決めた。
 第2回中央委員会は、池之谷副委員長の司会で始まり、議長団に笠原昌樹中央委員(東京地下鉄)・白木政行中央委員(とさ交)を選出した。会議の成立宣言後、木村執行委員長が「感染症の終息が見通せないなか、日々たゆまぬ努力を重ねている組合員に対する『人への投資』」が極めて重要であり、私たちの生活を持続的に維持・向上させる転換点としなければならない」「私鉄北海道函館バス支部の労使紛争で会社側は、さらなる不当労働行為を重ねてきた。断じて許されるべきではない。一日も早く、あたりまえの日常を取り戻すため、引き続き全国のみなさんの力強いご支援をお願いしたい」などとあいさつ。
 議事は、一般会務報告、2022年度第2・四半期会計報告、同会計監査報告を拍手で承認。地方情勢報告では加藤中央委員(私鉄北海道)が発言に立ち、函館バス支部における労使紛争の現状報告と、全国からの支援に対する感謝を述べた。
 議案では、中央委員、本部籍役員選出審査委員、幹事の一部変更、中央労働協約の更新を拍手多数で決定。23春闘職場討議案では延べ五人から質問・意見が出され、本部答弁の後、原案通りに決定した。23春闘職場討議案は、これより全国で職場討議に付され、第3回拡大中央委員会で、23春闘方針(案)として提案する。