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第2回中央委員会(2023年度)

 私鉄総連は12月5日、東京都内で第2回中央委員会を開催し、2024年4月以降の退職金闘争推進方針その1(案)、24春闘職場討議案(案)など全5議案を、原案どおり満場一致で決めた。
 第2回中央委員会は、議長団に金山剛中央委員(富山地鉄)・河野勝浩中央委員(大分バス)を選出した。
会議の成立宣言後、木村執行委員長が「今春闘については、コロナ禍以前の私鉄春闘に戻すことを基本に、賃上げにより生活を回復し、物価上昇に見合う引き上げと『人財』の流出を防ぐ『人への投資』が極めて重要となっている。働く者の価値に見合った賃金水準に引き上げるためにも、徹底して月例賃金にこだわり、継続した賃上げを定着させなければならない」などとあいさつ。
 議事は、一般会務報告、2023年度第2・四半期会計報告、同会計監査報告を拍手で承認。
 地方情勢報告では加藤中央委員(私鉄北海道)が発言に立ち、函館バス支部における労使紛争の現状報告と、全国からの支援に対する感謝を述べた。
 議案では、中央委員・各種委員の一部変更、新加盟組合の承認、第50回衆議院議員選挙 候補者の推薦、2024年4月以降の退職金闘争推進方針その1(案)を拍手多数で決定。24春闘職場討議案では二人の質問・意見が出され、本部答弁の後、原案通りに決定した。
 24春闘職場討議案は、これより全国で職場討議に付され、第3回拡大中央委員会で、24春闘方針(案)として提案する。